Detail Information

Picholine De Morocco
ピシュリーン デ モロッコ
原産国   :モロッコ
実の大きさ :中実
用途    :テーブル・オイル両用
樹型    :直立型
樹勢    :強い
自家結実性 :なし
開花時期  :普通 ※生育環境や生育状態によって変わる場合があります
育てやすさ :★★★☆☆
剪定のし易さ:★★★☆☆
マニア度  :★★★★★
出荷時期  :育成中 出荷未定

※在庫ありの状態でも、鉢のサイズ(6号、8号、10号)やその時々の生育具合によっては出荷できない場合もありますので、販売店舗の方へお問い合わせください。

2017年に小倉園がイスラエルから導入した品種。
正式名称は「Picholine marocaine」といい、“marocaine”はフランス語でモロッコのことです。モロッコのオリーブ栽培の96%を占める、非常にポピュラーなテーブル・オイル両用品種です。
この品種は、モロッコの土壌や気候条件によく適応しています。非常に頑丈で、干ばつに耐えるため、「ピシュリーンラングドック」の接木の台木としてよく利用されます。
開花時期は普通で、花粉を豊富に産出します。自家結実性が少しあるため、1本でも実をつけないこともないですが、他の品種があるとより一層の結実が見込めます。
生産性は高く、主にグリーンオリーブやブラックオリーブのピクルスの加工に使われます。
また、果実のオイル含有率が20%と高いのでオイルを採るのにも利用されます。このオイルは、オレイン酸含有量が非常に高く、さらに凍結に対する耐性(-12℃でも液体のままだそうです)があるため、缶製品での使用が圧倒的に多いです。

No.MA-0087

olive