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今年の春の話ですが、自宅の庭に植わっているオリーブを思い切ってばっさりと剪定しました!
というのも、自宅のオリーブの木は、2年前に剪定をしたきり、一度も剪定をしていないので、ボッサボサの暴れ放題になっていたからです。
なので、切るならこの時期!と思い、思い切って強剪定をしました。
(切ったのは今年の4月です)
そして、4ヶ月がたった現在、8月になったわけですが、時間経過とともにオリーブがどんな成長をしたのかを日付を追って日記のようにつらつらと書いていきたいと思います!
(ちまちまと、その都度ブログでアップしてもよかったのですが、それはなんというかめんどくさ…なんでもないです笑)
なので、4ヶ月分、溜まりに溜まった写真の中から厳選して載せたいと思います!!
さて、強剪定と言いましたが、「強剪定ってなんぞや?」って話ですよね。
強剪定というのは、ズバリ言ってしまうと、
残す枝を全く気にせず、樹型を思い通りに創ってしまっても良い剪定 です!!
(個人的には、オリーブを育てていて、一番楽しい作業だと思っています...笑)
ですから、切るときは、思いっきり、バシバシ切ります。
そのかわり、切る時期は必ず守ってくださいね?
地域にもよりますが、3月から4月にかけてがベストです。それより早すぎても遅すぎてもいけません。
…いけないこともなくはないですが、新芽がうまく伸びてくれなかったりします。
あと、葉が付いている枝を全部残らず切ってしまうと、光合成ができないため、少しは残すようにした方が無難です。(今までの経験上、丸坊主にしてしまっても、なんの問題もなく芽が大量に出て来ますが、一応、です笑)
まあ地植えのオリーブの剪定には、基本的に失敗はありませんから、そのポイントさえおさえておけば、じゃんじゃん切ってしまって大丈夫です!!
当サイトの動画ページに、地植えのオリーブの剪定をわかりやすく説明した動画がありますので、ぜひそちらもご覧になってください!笑
というわけで、早速切ります。
地植えで伸ばしっぱなしにしたまま剪定せずに何年も経過すると、ボッサボサでどこから手をつけていいかわからなくなります。
なので、こまめな剪定は日頃から行なっていた方が、あとで困らなくて済むかもしれません。
ですが、今回切るのはボサボサでどこから切ったらいいのかわからないオリーブ。
…。
これはもう、個人のセンスに任せるしかありません。
…一応私は今まで数万本ではきかない数のオリーブを剪定してきた経験がありますから、剪定については多少ですが自信はあります笑
そして逆に言えば、自分の好きなようにいかようにでも形が作れるわけですから、なんといいますか、美術の授業だと思って、好き勝手に切ってしまってもいいわけです。
さながら、彫刻家になったような気分で切っていきましょう!笑
◆4月20日
こちらが切る前のオリーブたちです。全部で6本。
カヨンヌ
ミッション
カラマタ
ジャンボカラマタ
ボサボサ三兄弟(手前から、カヨンヌ、ミッション、カラマタ)
さて、この4本はまだ比較的樹形が整いやすいのでいい方です。
問題はこちら。
これに関しては、4年前に強剪定してから、そのまんま。好き勝手伸び放題です。
ですからこの調子…
アザパ
うひゃー。。。
…どうやって切ろう。。。
改めて、弱剪定の重要性がよくわかりますね…涙
そしてサウスオーストラリアンベルダル
…。
これは剪定のしがいがありそうです!
では早速切っていきましょう。
…。。。(黙々と作業中)
できた!!
…切っている間の写真を撮るのをすっかり忘れていました…汗
剪定の仕方については、当サイトの動画ページに、地植えのオリーブの剪定をわかりやすく説明した動画がありますので、ぜひそちらをご覧になってください!笑(2回目)
というわけで、いきなり切り終わった直後の様子をバーンとご覧ください笑笑
カヨンヌ
ミッション
カラマタ
ジャンボカラマタ
どうです??
「ず、ずいぶんバッサリいったなあ…」
とお思いでしょうか笑
強剪定するなら、むしろこのくらい切ってあげないと、勢いよく新芽を吹かせてはくれません。
だいぶ切ったのがわかるかと思います。
じつはもっとばっさりいったのがあります。
それがこちら。
アザパ
もはや、別の木に様変わりしてしまいました笑
サウスオーストラリアンベルダルも、ばっさりいきました!
近くで見るとこんな感じ
カヨンヌ
アザパ
サウスオーストラリアンベルダル
さて、ここまでだったらすぐにブログに書けたのですが、記事が飛び飛びになってしまうのが個人的に嫌だったので、成長記録まで、全部一緒くたにして一つの記事にまとめたいと思います!!
というわけで。
季節は流れ…1ヶ月後。
◆5月17日
新芽が出てきました!!
アザパ
カラマタ
◆5月22日
カヨンヌにも新芽が!
アザパは思い切りバッサリいったこともあって、面白いようにポコポコ生えてきていますね笑
◆5月27日
ジャンボカラマタにも新芽が!!
カヨンヌもいい感じに茂ってきました。
ひこばえもものすごい勢いで出てきていますね。
これはもちろん全部切ります。
カラマタはこんな感じ
さらにさらに。そこから季節が流れること…1ヶ月。
◆6月22日
カヨンヌ
ミッション
カラマタ
ジャンボカラマタ
アザパ
もはや切ったところがわからないくらい、茂ってきてます笑
サウスオーストラリアンベルダル
さて、このまま伸ばしてもいいのですが、このままだと枝が密集しすぎていたり、一本一本の枝が長く伸びてしまいます。
オリーブは、長く伸びた枝の先端からまた新芽が出てきますから、このまま好き勝手に伸ばしてしまうと、将来的にビヨーンと垂れ下がった、格好の悪いオリーブに仕上がってしまいますから、「弱剪定」をしなくてはいけません。
下向きに出ていたり、内向きに出ていたり、密集して出ている枝を切って、スッキリとさせてやります。
試しにアザパを刈り込んでみます。
長く出た枝も、半分くらいの長さで切ってしまった方が良いでしょう。
仕上がりはこんな感じ。
ビフォー
アフター
◆6月29日
カヨンヌも刈り込みました!!
ビフォー
アフター
◆7月14日
カラマタもだいぶ茂ってきましたね…
ということで、刈り込みます!!
ビフォー
アフター
ミッションは…切らなくても綺麗にまとまってくれそうですね笑
ジャンボカラマタも茂ってきました。
そして最後です。さらに1ヶ月後。
◆8月3日
カヨンヌ
ミッション
カラマタ
ジャンボカラマタ
そしてサウスオーストラリアンベルダル。
根元のスイカの方に目がいってしまいそうですが、見事に茂っています笑
これもひこばえ含め、弱剪定した方がいいかもしれませんね。
…なんだか当初想定していたよりも、はるかに画像数が多くなってしまいましたね笑
(やはりこまめにアップするべきでした…泣)
でも、ご覧になっていただければわかる通り、「オリーブは芽の出る力が非常に強い」というのがお分かりいただけたかと思います!
あんなにバッサリ切ってしまったのに、3ヶ月後には見事に切った場所がわからなくなるくらい、芽が出てきました。
オリーブの剪定には、失敗がないのです!!
またすぐ復活するから!!笑
皆さんも、おうちのオリーブがもし伸び放題になっていたら、ぜひぜひ臆することなく、ジャンジャン切っちゃってくださいね!!(^ワ^)