Manzanillo
マンザニロ
原産国 :スペイン
実の大きさ :中〜大実
用途 :テーブル
樹型 :開帳型
樹勢 :普通
自家結実性 :なし
開花時期 :普通 ※生育環境や生育状態によって変わる場合があります
育てやすさ :★★★★☆
剪定のし易さ:★★★★☆
マニア度 :★☆☆☆☆
出荷時期 :育成中 在庫あり
6号 在庫あり
8号 在庫なし
10号 在庫なし
13号~ 在庫なし
※在庫ありの状態でも、鉢のサイズ(6号、8号、10号)やその時々の生育具合によっては出荷できない場合もありますので、販売店舗の方へお問い合わせください。
“Manzanillo”は通称で、正式名称は“Manzanilla De Sevilla(マンザニーラ デ セビーリャ)”。
世界で最も普及している品種です。スペインでは主に地方で栽培されていて、主な地域はセビリア(50,000ヘクタール)、バダホス(30,000ヘクタール)、ウエルバ(4000ヘクタール)です。スペイン外では、ポルトガル、アメリカ合衆国、イスラエル、アルゼンチン、オーストラリアが主な栽培国としてあげられます。日本でも多く栽培されており、観賞用のオリーブとしても非常にたくさん出回っています。
肥沃でない土地でも育ち、栽培環境に対する適応力も高いので、育てやすい品種です。
ただ、炭疽病に弱く、土がずっと湿っていたり、冬場の水やりが多すぎると他の品種より根腐れしやすい特性があるので、注意が必要です。
開花時期は普通で、花粉は受粉能力が高いです。スペインでは、受粉樹なしで栽培、収穫されていますが、他の国では受粉樹が必ず必要であるといわれています。日本でも受粉樹は必要とされています。
生産性は高く、隔年周期で大きめの実をたくさんならせます。果実は早く熟し、スペインではグリーンオリーブのピクルスとして、カリフォルニアではブラックオリーブのピクルスとして加工されます。味はとても美味しく、世界で最も多くの高い評価を受けています。
オイル含有率は高くないので、オイルを採るのに利用されることはあまりありませんが、採れるオイルは高品質であると言われています。