Gordal Sevillana
ゴルダル セビラナ
原産国 :スペイン
実の大きさ :特大実
用途 :テーブル
樹型 :直立型
樹勢 :普通
自家結実性 :なし
開花時期 :普通 ※生育環境や生育状態によって変わる場合があります
育てやすさ :★★★★☆
剪定のし易さ:★★★★★
マニア度 :★★★★★
出荷時期 :育成中 出荷未定
※在庫ありの状態でも、鉢のサイズ(6号、8号、10号)やその時々の生育具合によっては出荷できない場合もありますので、販売店舗の方へお問い合わせください。
2017年に小倉園がイスラエルから導入した品種。
スペインのセビリアで30,000ヘクタールに渡り栽培されているテーブル用品種です。アメリカでは約4,000ヘクタール近く栽培されています。
非常に大きな実をつける品種です。“Sevillano(セビラノ)”とも”Gordal(ゴルダル)”とも呼ばれます。
この品種は、接木により繁殖させたものは非常に生育旺盛ですが、自分の根での繁殖の場合、その生育はあまり良くないことが確認されています。寒さに強い耐性がありますが、干ばつの影響を受けやすいことが知られています。
樹型が直立型なので剪定がしやすいです。
開花時期は普通で、産出された花粉の受粉能力は非常に低いことが分かっています。結実率が低いため、摘果しなくても大きな実をつけやすいです。
生産性は低く、果実はグリーンオリーブの新漬けやピクルスにのみ使用されます。そして、それはその品質よりも果実の大きさの方が高く評価されています。つまりそこまで美味しくありません。ピクルスは”クイーン”の名で多く流通しています。
オイル含有率が低いため、オイルを採るのには適していません。