Detail Information

Kalamata
カラマタ
原産国   :ギリシャ
実の大きさ :大実
用途    :テーブル・オイル両用
樹型    :直立型
樹勢    :強い
自家結実性 :なし
開花時期  :普通 ※生育環境や生育状態によって変わる場合があります
育てやすさ :★★★★☆
剪定のし易さ:★★★★★
マニア度  :★★★★★
出荷時期  :育成中 出荷未定

※在庫ありの状態でも、鉢のサイズ(6号、8号、10号)やその時々の生育具合によっては出荷できない場合もありますので、販売店舗の方へお問い合わせください。

2009年に当園代表がイタリアから直接持ち帰った品種の一つ。
ギリシャのラミア、メッシニアで主に栽培されているテーブル・オイル両用品種で、ギリシャ全体のオリーブ栽培面積の約15~20%を占めています。
“カタマタ”は異名で、正式な名前は、”Kalamon (カラモン)”です。ですが日本ではカラマタの名で広く知られています。
生産性は高く、毎年一定の収量が見込めます。実の大きさも大きいので、高級ブラックオリーブとして現地では非常に多く流通しています。
オイル含有率は中程度ですが、非常に高い品質のオイルが取れるので、オイルを採ることにも利用されます。
樹勢は強く、適度な耐寒性があり育てやすいですが、過度に暑い気候に弱い傾向にあると報告されています。
樹型も直立型なので剪定が容易です。
黒く熟した実は、そのまま食べても何の問題もないくらい、渋みが少なく、フルーティな味わいです。
新漬けやメープルシロップ漬けなど、何をしても非常においしく食べられます。
一番おすすめの食べ方は、黒く熟した実を種を抜いて塩をまぶして塩漬けにし、熟成させたものを水に一晩つけて塩を抜き、細かくペースト状にしてアンチョビとオリーブオイルで混ぜた「タプナード」と呼ばれる食べ方です。サラダにかけて食べるとその味は絶品です。
発根能力が極端に低く、挿し木での繁殖は困難を極めるので、小倉園では接木での繁殖を試みています。

No.GR-0056

olive






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